概念フレームワークと会計主体
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概要
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本論文の目的は,IASBとFASBの概念フレームワークプロジェクトが目指す財務報告の目的(主体)について,会計主体論に関する歴史的諸説を手がかりに検討することにある。両審議会は原則主義に基づくIFRSに欠かせない概念フレームワークを発展させるためのプロジェクトを推進している。2008年5月に公表された予備的見解によれば,企業の財務報告は所有主理論ではなくむしろエンティティ理論に基づくべきであるとしている。
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