オーバーラップされた複数セルにおける空間多重アクセスの効果(オーガナイズドセッション「局間連携及び分散アンテナに関する諸技術」,アダプティブアンテナ,等化,干渉キャンセラ,MIMO,無線通信,一般)
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概要
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マイクロ波帯を利用した超高速無線LANなど,1Gbpsをこえる伝送速度をターゲットとした無線アクセスシステムの検討が盛んに行われている.伝送速度の高速化の実現手段として,空間多重伝送などによる周波数利用効率の改善やフレーム効率の改善だけでなく,伝送帯域そのものを拡大する方法も有効と考えられている.ただし,伝送帯域の増大は周波数チャネル数の不足を招き,セル間の干渉問題が深刻化する.本報告では超高速無線LANの標準化会合(IEEE802.11ac)で検討されている高速化手段の概要を説明するとともに,セル間干渉が重要な課題となることを示す.また無線LANにおいて空間多重アクセスを複数セルに拡張する方法を提案し,提案方法によりセル間干渉の影響を軽減することができることを計算機シミュレーションによって示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-11-19
著者
-
工藤 理一
日本電信電話株式会社NTT未来ねっと研究所
-
鷹取 泰司
日本電信電話株式会社NTT未来ねっと研究所
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市川 武男
NTT
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市川 武男
NTTアクセスサービスシステム研究所
-
溝口 匡人
日本電信電話株式会社NTT未来ねっと研究所
-
浅井 裕介
NTTアクセスサービスシステム研究所
-
溝口 匡人
Ntt未来ねっと研究所
-
西森 健太郎
新潟大学工学部情報工学科
-
村上 友規
日本電信電話株式会社NTT未来ねっと研究所
-
鷹取 泰司
NTT未来ねっと研究所
-
工藤 理一
NTT未来ねっと研究所
-
村上 友規
NTT未来ねっと研究所
-
市川 武男
NTT未来ねっと研究所
-
淺井 裕介
NTT未来ねっと研究所
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淺井 裕介
日本電信電話株式会社nttアクセスサービスシステム研究所
-
西森 健太郎
新潟大学工学部
-
西森 健太郎
新潟大学
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浅井 裕介
日本電信電話株式会社ntt未来ねっと研究所
-
Takatori Yasushi
日本電信電話(株)ntt未来ねっと研究所
-
市川 武男
日本電信電話(株)未来ねっと研究所
-
鷹取 泰司
Ntt 未来ねっと研
-
浅丼 裕介
日本電信電話株式会社NTT未来ねっと研究所
-
西森 健太郎
新潟大学 大学院自然科学研究科
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