中学校の理科教育過去,現在,未来 : 理科カリキュラムを考える会の活動から(How to teach)
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概要
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2002年度から実施される新学習指導要領には,国会議員も含めて批判が集中している。その中でも中学校理科がひどいと言われている。しかしながら,高校や大学の物理教育関係者にはあまり実態が知らされていないかもしれない。この実施を直前にして,問題意識を持った教師が有志の呼びかけで,2000年12月と2001年8月の二回にわたって理科カリキュラムを考える会を開いた。第一回では40名,第二回の会議では70名を超える理科教育関係者が集まり二日間にわたって熱心な討議が行われた。その会議で提出された資料や討議などを参考にしつつ,中学校理科の変遷や,現在の状況,そして2002年からどのようなことが予想されるか述べる。また,理科カリキュラムを考える会の活動の目指す方向性も示したい。
- 2002-03-15
著者
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