国際比較でみる日本の障害年金
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概要
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本稿では,障害者の所得保障の中心的な制度である障害年金の国際比較を行う.まず,OECDや各国の統計資料を用いて,日本の障害年金の財政規模が小さいこと,受給者数が少ないこと,給付水準が低いことを示した.また,アメリカ,ドイツ,スウェーデン,日本を取り上げて,1)障害認定,2)拠出要件,3)給付設計,4)無年金・低年金対策の四つの視点から,障害年金の制度設計を比較検討した.これらの作業を通じて,国際的な視点からみた場合の日本の障害年金の課題を明らかにした.
著者
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