中華人民共和国普通中学物理教育事情視察報告
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概要
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1989年4月現在における中国の中等物理教育現場の状況の一部を報告する。行政としては国家教育委員会が物理教育の重要性を認めて手厚い支援を与え,現場としては優秀な生徒と教員,整備された環境を少数校に集中して,しかもたっぷりと授業時間数を費やして物理教育を推進している。この小文では物理教育の法体系,教育過程,施設・整備,現場教育の実態などの一部について述べる。その内容は私達の参考になると期待している。物理教育に対する日本と中国の視点が異るとは言え,次の世代をゆだねる人材を育てるという責任は私達の世代に共通であると考えるからである。
- 日本物理教育学会の論文
- 1990-02-20
著者
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藤田 利之
牧野:大阪府高等学校理化教育研究会物理委員会
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松山 安重
私立四天王寺
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中山 寛二
大阪府立高槻北
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本管 正嗣
高槻南高等学校
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本管 正嗣
大阪教育大学附属高校池田校舎
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本管 正嗣
高槻南高等学校:大阪府高等学校理化教育研究会物理委員会
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中山 寛二
大阪府立高槻北高等学校
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中山 寛二
大阪府立高槻北:大阪府高等学校理化教育研究会物理委員会
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松山 安重
私立四天王寺:大阪府高等学校理化教育研究会物理委員会
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