Lissajous図形の円筒モデルとその利用法
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概要
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2つの振動数の比を求めるためにLissajous図形を利用することは広く行なわれ,講義並びにオシロスコープなどを利用した実習が行なわれている.このとき2つの振動数の比を知ったり,簡単な整数比をもつ2つの振動の式,例えばx=a sin(2πνt+φ),y=b sin(2πν't+φ''),(ただしν:ν'=簡単な整数比)を与えて図形を完成させる事については,学生諸君は比較的よく理解するが,位相を含めて図形と式とを対比する事は案外不得手である.そこで長尺透明塩化ビニール板に正弦曲線を描き,これを2〜3回巻いたものを作って解決することを試みた.これを用いて学生を指導したら大変理解度がよくなったので紹介する.
- 日本物理教育学会の論文
- 1982-02-25
著者
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