箔検電器の実験 : 乾電池が示す静電気
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
箔検電器の金属円板のところに大きな容量のコンデンサーを接続する.コンデンサーの他の一端に帯電体を接触すると,コンデンサーに充電されると同時に箔が開く.コンデンサーをはずして検流計に接続すると針が振れる.このことにより静電気により電流が発生したことが示される.次に箔検電器の金属円板に絶縁塗料を塗った物を2台用意する.金属円板を向かい合わせるとコンデンサーの働きをする.その金属円板を接触した場合と離した場合では,電気容量で50倍位の違いがある.よって金属円板を接触している状態で18Vの乾電池で充電する.次に乾電池を離してから,金属円板を離すと2つの箔検電器の箔は開く.このことにより乾電池による電流が静電気の働きをすることが示される.
- 日本物理教育学会の論文
- 1989-02-25
著者
関連論文
- 気体の比熱比や状態変化の演示実験の工夫
- 気体の比熱比や状態変化の演示実験の工夫
- 科学の祭典を通して感じた情熱と今後のテーマ(新潟支部特集)
- 電気力線を示す生徒実験の工夫
- 13. 加速度運動の簡単なコンピュータ計測(第11回物理教育研究大会発表要旨(1994年度新潟大会),学会報告)
- 加速度運動の簡単なコンピュータ計測
- 大型力学台車による演示実験
- 都市ガスによる気球で上空の気圧と気温を測る実験
- 日射による熱気球の実験
- 熱気球の実験
- 箔検電器の実験 : 乾電池が示す静電気
- 記念講演 (第1回竹澤賞受賞式)