「2枚のコインの問題」について(談話室)
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概要
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下村忠行氏によるこの問題は,「同じ大きさのコインA,Bを接し,Aを固定してBを滑らないように回転させるとき,Aのまわりを1周する間に,Bは何回転するか」を問うもので,正解は2回転である。「なぜ2回転かについてはいろいろ考え方があると思うが」として,下村氏はその一つに正8角形のラートの回転を採り上げ,コンピュータ・シミュレーションを行なって説明している。そのほかの説明法は読者への課題ととらえ,以下に,考察した三つの説明法について報告する。
- 日本物理教育学会の論文
- 2009-09-01
著者
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