強度変調方式を用いた光通信量子暗号(Y-00)に対する盗聴者の能力評価の一考察(超高速伝送・変復調・分散補償技術,超高速光信号処理技術,広帯域光増幅・WDM技術,受光デバイス,高光出力伝送技術,一般,(ECOC報告))
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概要
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光通信量子暗号(Y-00)は、量子雑音を用い正規送受信者と盗聴者間に優位性を確立する多値伝送方式であり、位相変調や強度変調によって実現できる。しかし、設計理論は、まだ十分に確立されていない。設計理論を開発する上で、盗聴者が被る量子雑音の効果を正確に分析する必要がある。本稿では、複数の量子信号状態を有する強度変調により構成された量子通信システムにおける通信路行列の特性を分析することにより量子雑音の揺らぎ幅を具体的に算出し、鍵長と量子信号状態数、量子揺らぎから定義される鍵候補数評価のデータを提供する。また、同じ設定下での盗聴者の平均誤り確率や平均相互情報量も数値計算により求める。これらの結果から、種々のランダマイゼーションの設計基準が物理的に保証可能になり、光通信量子暗号(Y-00)の安全性設計手法に役立つと期待される。
- 2009-10-15
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