日本における図書館法・政策の概要と特徴(<特集>海外の図書館法と図書館関係立法)
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概要
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本稿は,日本の図書館関連の法律と政策について検討し政策転換の可能性を探る。はじめに法律と政策の関係を確認した上で,日本の図書館関連の法律を概観する。つぎに図書館関連の政策の特徴について「分散性」「自律的な政府間関係」「審議会主導」という3点からまとめる。最後に,外国の法律や政策を日本に導入する場合の問題点を検討する。そこでは,まず図書館関連の政策がどうあるべきかを十分議論することの重要性を指摘し,その上で政策科学の知見から政策収歛,政策移転について検討する。また,経路依存性の観点から政策移転が容易ではないことも確認する。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 2009-12-01
著者
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