中華振興の外交と日中のわたりあい : 東アジア地域統合プロセスの考察(<特集>日中関係のプロセスとメカニズム-1978年〜2009年)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1990年代からほぼ20年間,アセアンを軸に進められてきた東アジア地域統合に関わる日中関係についての専門的研究は少ない。中国は東アジア地域におけるコア地位を復興させることを目指してきたが,日本は中国に対し牽制外交を行い,日中のわたりあいが繰り広げられてきた。この研究は,このような日中のわたりあいのプロセスをリアリズムとシビリズムの総合的アプローチから検証し,日中それぞれの外交スタイルを分析し,さらに東アジア地域統合の行き先とそれにかかわる日中関係の行方を探る。
- 2009-11-25
著者
関連論文
- 楊東平著, 『都市季風-北京和上海的文化精神』, (北京), 東方出版社, 1994年, 564頁
- 中華振興の外交と日中のわたりあい : 東アジア地域統合プロセスの考察(日中関係のプロセスとメカニズム-1978年〜2009年)
- 特集によせて(日中関係のプロセスとメカニズム-1978年〜2009年)
- 川島真・毛里和子著, 岩波書店, 『グローバル中国への道程-外交150年』, 2009年11月刊, xiv+212ページ, 税込2,520円
- 国分良成著, 慶應義塾大学出版会, 『現代中国の政治と官僚制』, 2004年1月刊行, 277ページ, 3,570円
- 日中の「文明の衝突」 : 構造的要素と行動パターン(1990年代半ば〜)(中国アジア外交のダイナミズム)
- 特集に当たって(中国アジア外交のダイナミズム)
- 北京で「小沢政局」が議論される(光陰似箭)
- 脱主義とチベット問題(光陰似箭)
- 「北京コンセンサス」VS「ワシントンコンセンサス」(光陰似箭)
- 愛知大学国際問題研究所編, 東方書店, 『21世紀における北東アジアの国際関係』, 2006年3月刊, 204ページ, 税込3,780円
- 「日本問題」?米中共同管理へ?(光陰以箭)
- 胡錦涛の対日政策 小泉を相手とせず(4月・中国の反日運動)
- 東アジア地域間の融合と相剋における中国の外交 (特集:東アジア地域間の融合と相剋の構図--現代中国研究の視点から)
- 日中友好運動の終焉と国家間相克関係の顕在化(サッカー・アジアカップ)
- 中国から「新幹線」が消えてしまった(光陰似箭)
- 中国の「農村税費改革」と政治体制 : 政治文明論からのアプローチ
- 報告I 胡錦濤の政治とSARS政局(中国・胡錦濤時代を占う)(2003年度現代中国公開講座)
- 龍は龍を生み、鳳は鳳を生む
- 報告I 富強大国を目指す中国の戦略と課題(中国研究所2001年度現代中国公開講座「21世紀の中国-巨龍は昇り続けるか」)
- 台湾・政治体制と政治文化の相克 : 2000年総統選の現地ウォッチング
- 薄熙来失脚と重慶モデル(光陰似箭)
- 唐亮著『現代中国の党政関係』
- 現代中国の政治体制の研究 : その問題点の整理と新しい理論枠組みの検討
- 中国の大学生の意識構造 : 1989年天安門事件から見た政治意識について
- 「親日」か「反日」か : ここ40年の中国指導者達(日中国交正常化40周年(2))
- オバマ・習近平のカリフォルニア「合宿」(光陰似箭)