現代におけるシェーラー哲学的人間学再考 : とくに生命倫理との関連において
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概要
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投稿論文はじめに1. 問題設定としての哲学的人間学2. 人間学の倫理学的契機 : 人類という視座3. 生命倫理学における人間学的視座 : 人間の尊厳の根拠4. 現代の哲学的人間学の条件結びDie philosophische Anthropologie im engen Sinne, die eine Serie von den wissenschaftlichen Forschungen seit Max Scheler und Helmut Pressner im Beginn des 20. Jahrhunderts bedeutet, hat das Problem "Was ist der Mensch in genere, d.h.die Menschheit? (besonderes im Gegensatz zu anderen Tieren) " als Wesensforschung mannigfaltig erortert. Ihre Problemstellung bietet uns einige Dimensionen des elementaren Verstehens des Menschseins, die von der Denkweise der heutigen 'applied ethics' nicht genug begreifbar sind. Dieser Aufsatz betrachtet die Problemstellung der philosophischen Anthropologie hauptsachlich im Gedanken Schelers als die fundamentale Perspektive der Bioethik, wo das Menschsein vor allem in Frage gestellt wird. Zwischen Menschen und allen anderen Tieren gibt es Kontinuitat im lebenden und seelischen Wesen und Diskontinuitat im Geist des Menschens. Die letztere stellt den Schwung im Menschen in genere dar, wo die Wurde des Menschen ist. Daraus werden die Bedingungen fur die gegenwartige philosophische Anthropologie klar. Das heisst, dass sie das ethische Moment bewahren und interdisziplinar offene Haltung haben muss.
- 慶應義塾大学の論文
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