ITシステム構築の戦略マネジメントにおける情報共有の枠組み
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概要
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ITシステムを活用し企業価値を高めるには、システムを取りまく利害関係者が、投資の効果とリスクに関する情報を共有して、活動する必要がある。本論文は、プログラム戦略マネジメントにおける情報共有の枠組みについて論じている。まず、ITシステムを構築することによって期待できる効果を表す評価関数を導入し、戦略型や業務改善型など投資目的の違いによって、評価関数を最大化する要因が異なることを定性的に示す。次に、プロジェクト&プログラムマネジメントにおける情報共有の手段として、本評価関数の活用方法を述べる。最後に、評価関数の中に確率分布を導入し、モンテカルロシミュレーションによって、予測の不確実性や環境の変化が、当初想定した投資効果に与える影響の可視化の例を示す。
- 国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会の論文
- 2006-12-10
著者
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