ファイナンスから求められるプロジェクトマネジメント(PM)知見(企業改革のためのプロジェクトマネジメント)
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概要
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日本でのプロジェクトマネジメント(PM)は、ファイナンスとの関係でその求められる知見が変遷している。その動きは、海外案件を支援する融資形態の変遷に追随しているように見える。現在、日本のPMに求められている知見は、そのファイナンスとの関係で、QCD(Quality,Costand Delivery)ベースからFS(Feasibility Study)ベースそしてプロジェクトファイナンスベースと移行している。それに伴い、PMの目標は、対象事業の価値把握、さらにはリスク管理、財務的自立可能性追求まできている。これは、顧客との価値共有・事業開発(ビジネスイノベーション)にも繋がるものである。しかし、そのPM教育は途上で、今後一層の充実が求められる(補論として、カリキュラム例を示す)。
- 国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会の論文
- 2007-09-28
著者
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