使用を動機づける要因を応用したチャンネルインタフェースの開発 : デジタル家電の使用を動機づける要因の研究(2)
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概要
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本研究は、デジタル家電の新機能の使用を誘発するインタフェースを開発し、その有効性を明らかにすることを目的とした。前稿で、使用を動機づける要因を複数同定し、「キッカー(Kicker)」と名づけた。本稿ではキッカーの応用を試みた。テレビ機能搭載パソコンの新機能が、従来のテレビ同様に気軽に使われることを目指した。そのためには、キッカーをインタフェースに盛り込む必要がある、と考えた。キッカーの中から、〔なじみのある機能・操作〕キッカー、他2個を取り上げた。テレビにおいていちばん〔なじみのある機能・操作〕であるチャンネルに、新しい機能を割り振った。新しい機能とは、テレビ以外のコンテンツの選択、もしくはアプリケーションの起動であった。これを「チャンネルインタフェース」と名づけた。試作機を使って評価を行なった結果、このインタフェースは、初期使用を誘発する上で、有効であることが示唆された。
- 2009-07-31
著者
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