距離に基づく時系列Active探索法におけるl_p距離の探索効率の比較(音声,聴覚)
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概要
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本論文ではl_p距離に基づいて定式化される時系列Active探索法(TAS法)に関して探索に要する平均距離計算回数の推定式を導出し,それを用いてp=1すなわちl_1距離に基づく探索法に要する平均距離計算回数が最小であることを解析的及び実験的に示す.指定のセグメントをクエリとした時系列中のクエリ探索に対してTAS法の有効性が既に報告されている.TAS法は現在の時刻で算出した距離と探索しきい値によって決定されるスキップ幅分だけ距離計算を削減することで効率的な探索を実現している.l_1距離が正規化ヒストグラム(出現確率)に対する類似度と等価となる事実に基づいて従来TAS法においてl_1距離を用いてきた.本論文の結果は凸距離を用いることが最良であるという積極的な根拠を提供する.
- 2008-08-01
著者
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