顔認証の最新の動向 : 実用化に向けて(チュートリアル講演,通信品質,メディア・インタフェース及び一般)

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概要

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• 画像認識技術や計算機の発達に伴い,特に1990年代から新たな生体認証技術として顔認証技術が盛んに研究されてきた.今日では研究用に簡単に一般公開されているデータベース[1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12]を利用できるようになり,機械学習の応用としてこうしたデータベースを利用したものも多く見られるようになってきた.従って,研究者にとって顔認証は,様々な最新の画像パターン認識手法が応用される分野という意味での重要性も増している.本稿においては,今まで積み重ねられてきた研究のうち比較的新しいものについて焦点を当てる.またこうした数多くの研究成果により顔認証が実用化され始めているので,その際に特に必要とされる技術や最新の動向を含める.なお本解説記事以前に数多くの優れた解説記事[13,14,15,16,17,18,19]が存在するので参考にしていただきたい.また3Dベースの顔認証に関しては筆者らの経験不足により総括することができなかったがサーベイが出ているので参照していただきたい[20].

• 2008-12-16

著者

• 井尻 善久

  オムロン株式会社技術本部コアテクノロジーセンタ

• 井尻 善久

  オムロン株式会社

• 井尻 善久

  オムロン株式会社技術本部コアテクノロジーセンター

• 日向 匡史

  オムロン株式会社

• 入江 淳

  オムロン株式会社技術本部コアテクノロジーセンター

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