HDDの新マーケット展開(信号処理および一般)
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概要
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HDDは,PC向け,サーバーシステム向けのストレージとしてITマーケットで発展してきた.最近では,新しいマーケット展開が見えてきた.そのひとつは,広い使用温度範囲に代表される,厳しい仕様に耐える車載ストレージとしてのマーケットである.特にナビゲーション地図情報ストレージとして始まり,さらに将来はテレマティクス,車両コントロール用ストレージといった車でのデータ処理展開である.もうひとつはリムーバブルHDDの一種として,iVDRが脚光を浴びるようになってきている.パーソナルストレージとして,USB端子を持つ外付けHDDは過去から展開はあるが,昨年から,データ保護機能を持つiVDRは,テレビプログラム,映画プログラムといったコンテンツ保護,適当な容量,適当な価格のバランスあるストレージとして有望となってきている.本講演では,これら新マーケットが要求する項目,またそれに応えていく途上のHDDに関して概観する.
- 2008-12-11
著者
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兒玉 直樹
(株)日立グローバルストレージテクノロジーズ
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西村 裕司
(株)日立グローバルストレージテクノロジーズ
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西田 博
(株)日立グローバルストレージテクノロジーズ
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釘屋 文雄
(株)日立グローバルストレージテクノロジーズ
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兒玉 直樹
(株)日立製作所ストレージシステム事業部
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