Pbフリーガラスを用いた磁気ヘッドの開発(記録・記憶技術)
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概要
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磁気ヘッドに用いられているガラスにはPbを含んだガラスが広く使われている.しかしながら近年の環境保護に対する意識の高まりから,有害物質を含まない磁気ヘッドの開発が望まれていた.BiO_<1.5>-SiO_2-BO_<1.5>-ZnO-AlO_<1.5>-RO_<0.5>-R'O(R=Li, Na, K, R'=Mg, Ca, Sr, Ba)を基本ガラス組成とすることにより,現行のPbガラスと同等の機能,優れた化学的耐久性を有するPbフリーガラスが実現できた.このガラスを広く世の中に使われているVTR(VHSフォーマット,DVフォーマット),データストリーマ(DDS)用の磁気ヘッドに応用し,現行のPbガラスヘッドと同等の特性を有するPbフリーガラスヘッドを実現した.
- 2006-10-01
著者
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芦田 晶弘
松下電器産業株式会社PAVCネットワークス社ネットワーク事業グループ
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紙本 徹也
松下電器産業株式会社PAVCネットワークス社ネットワーク事業グループ
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金井 美紀江
松下電器産業株式会社PAVCネットワークス社ネットワーク事業グループ
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長谷川 真也
松下電器産業株式会社映像デバイス開発センター
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弘井 淳雄
旭テクノグラス株式会社NBD推進部硝材開発グループ
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長谷川 真也
松下電器産業(株)生活環境研究所