テラヘルツ波を用いたフラクタル次元による粗面含水領域の検出(研究速報)

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概要

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• 地面の掘り起こしにより生じる含水率の変化に着目し,地雷の埋設痕を検知することは,離隔した位置から安全性を考慮し,埋設地雷を発見する上で有効である.そこで,190GHz帯のテラヘルツ反射波が,含水領域の検出に優れていることを明らかにするとともに,地表面のわずかな起伏に追随できるテラヘルツ波狭ビームを照射して得られた受信強度の時系列データから,地表面の凹凸に起因するクラッタを除去し,含水率の高い粗面上の領域を検出する方法について報告する.

• 2008-08-01

著者

• 荒木 完

  防衛省技術研究本部陸上装備研究所

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