埋設地雷離隔探知方式に関する基礎的検討(レーダとその応用,及び一般)
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概要
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地中レーダ(GPR: Ground Penetrating Radar)は,電波の地中への良好な伝播性から地雷探知器として広く用いられている.地雷探知器の多くは,地面に接するように地中レーダを用いて探知を行う下方監視型地中レーダ(DLGPR: Down Looking GPR)による探知方式を用いている.本報では,地雷探知の形態として前方監視型地中レーダ(FLGPR: Forward Looking GPR)による探知方式を採用した.本方式を用いることにより,一定距離離隔した地点から広域にわたり地雷を探知することが可能となるため,移動を迅速化することができる.FLGPRによる探知方式の基礎的検討を行うため,送受信アンテナを機械的に走査して測定を行い,実験的な結果より本方式の検討を行った.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-12-14
著者
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