証券化商品とサブプライムローン問題(<特集>サブプライムローン問題)
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概要
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2007年頃から顕在化したアメリカの住宅バブルの崩壊に始まるサブプライムローン問題とそれに続く世界金融危機において,金融機関の損失額を飛躍的に増大させるとともに,アメリカから世界中の金融機関へ損失を拡散させる役割を果たしたのが,近年市場規模を急拡大させてきた証券化商品である.本稿では,証券化商品の仕組みと商品特性を単純な例を用いて説明し,価格付けモデルを紹介する.さらにヘッジ手法やリスク計測にも触れ,証券化商品や評価モデルなどに内在する問題点をまとめる.
- 2009-10-01
著者
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