振動刺激の臨床応用 その1 : 緊張性振動反射によるアテトーゼの治験(神経生理,<特集>脳と神経の研究VII)
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概要
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1.脳性小児マヒのアテトーゼ型の患者に振動刺激を与えて,手指運動の巧緻性改善を得た。2.上肢に関しては伸筋側の腱に与えると好成績が得られた。3.振動刺激を与えた後に,好影響をもたらしている残留促進の効果がある。4.振動刺激を累積的に投与することは,より一層大きな効果を期待することができる。5.治療的な目的で振動刺激を与えてもよいと考える。振動刺激を長期間与えたときの悪い影響(効果)は認められなかった。6.振動刺激を与えた後1〜2時間後に暫時効果の消失するときがあり,手指動作の円滑性を欠くことがあった。
- 千葉大学の論文
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