保育所における家族援助の実態に関する研究
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概要
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本研究は保育所において、家族の問題に対し家族援助(子育て支援)を行っている保育士の現状と課題について考察するものである。民間の保育所および公立の保育所206 施設に調査票を送付し、131 施設からの回答を基に分析を行った。その結果は1.家族援助についての相談・助言は約9 割の保育所が実施している。2.相談・助言は所長(園長)を中心に実施されている。3.来談者は圧倒的に在園児の保護者である。4.相談内容は「発育・発達」「しつけ」「基本的生活習慣」についてのことが多い。5.保育実習における家族援助の体験については、約6 割の保育所が受け入れ可能。と答えている。
- 湘北短期大学の論文
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