中空ポリエチレン樹脂ウェーブクッションを使用した家具のデザイン開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は新しいクッション材を使用した家具のデザイン開発である。マットレスに使用されていた「中空ポリエチレン樹脂ウェーブクッション」に着目し、家具用のオリジナルクッション材を制作した。設計のための事前実験として、クッションの評価実験、変形実験、汚損実験、熱加工実験をおこなった。設計は3人用ベンチを制作した。オリジナルクッションの押出成形断面は600mm×65mmとし、表面・裏面・側面は高密度成形し、表面材としての緻密性をだした。一方、中央部は密度を粗にすることで、クッションの「柔らかさ」を追及した。この家具は椙山女学園大学生活科学部棟で14台を納品し、その後の経年変化を調査している。3年間を経過した時点でクッション性に変化はないが、ポリエチレン樹脂の変色は確認された。
- 2009-03-30
著者
関連論文
- アルミ製フォールディングテーブルの試作
- アルミ製フォールディングテーブルの試作--新しいアルミハニカムパネルを使用した家具のデザイン開発
- G12 ハーフセレーションブレイドの研究 : 家庭用パン切り包丁のデザイン開発(デザイン計画、インタフェース、デザインマネージメント、デザイン教育、その他,「想像」する「創造」〜人間とデザインの新しい関係〜,第56回春季研究発表大会)
- 中空ポリエチレン樹脂ウェーブクッションを使用した家具のデザイン開発
- B09 伝統的産業工房の協力による実習授業の試み : 鍛造加工によるオリジナル包丁の制作実習(デザイン教育-これからのデザイン教育のあり方を考える(教育研究部会)、デザイン教育, 第54回研究発表大会)
- 蓄蛍光素材の研究--ブラックライト照射による樹脂発光効果に関する基礎研究
- F03 蓄蛍光素材の研究 : ブラックライト照射による樹脂発光効果に関する基礎研究(材料計画、形態・構成,心「こころ」とデザイン,第55回春季研究発表大会)
- 各種和紙の透過光の評価に関する研究
- ハーフセレーションブレイドの研究 : 鍛造パン切り包丁の商品開発
- 鍛造パン切包丁のデザイン開発
- 鍛造パン切包丁のデザイン開発
- 心理評価と弾性特性を用いたクッション材の座り心地評価に関する指標化の試み
- ハーフセレーションブレイドの研究 : 鍛造パン切り包丁の商品開発
- 心理評価と変形特性を用いたクッション材の座り心地評価に関する指標化の試み
- 心理評価と弾性特性を用いたクッション材の座り心地評価に関する指標化の試み