看護学生がとらえた乳児と早期新生児のイメージ
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概要
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本研究の目的は,看護学生がイメージした乳児と早期新生児の相違点を明らかにすることである。ひいては,実習でかかわる早期新生児のイメージ作りに役立てるための基礎的資料とすることである。調査対象者は医学部看護学科4年生60名である。乳児と早期新生児のイメージを構成する因子を明らかにするため質問紙調査を行い,因子を抽出した。結果は以下である。1.実習後の看護学生の抱く乳児と早期新生児のイメージの内容は,有意な差があった。2.乳児のイメージは2因子から構成され,第I因子は「清純さ」で2項目,第II因子は「生きる強さ」で3項目である。3.早期新生児のイメージは3因子から構成され,第I因子は「清純さ」で3項目,第II因子は「おもしろさ」で2項目,第III因子は「母乳」で2項目である。
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