VPN型サービスにおける効率的なオーダ管理の一考察(サービス管理・QoS)
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概要
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企業ユーザ向け通信サービスについては、単一回線提供サービスからVPN型のサービスが主流となっている。VPN型サービスにおいては、サブグループ等の論理構成の管理が不可欠となる。VPN型サービスにおいては、複数回線の回線提供時期を考慮したオーダを投入することで運用業務を実施している。回線間の相関性を考慮することで、発生オーダ数も増大することになり、オーダ投入に対する稼働を圧迫する状況となる。したがって、簡易かつ効率的なオペレーションを実現するために、新しい概念のオーダ管理方法の導入が必要となる。そこで、従来のオーダ管理方法に関する課題抽出を行い、課題解決のためのオーダ管理方法について検討を行った。論理構成情報をオーダとして管理する新たなオーダ管理方法を適用することで、簡易かつ効率的なオペレーションおよびサブグループ追加時のオーダ数削減を実現した。論理構成に基づくオーダ管理方法を導入することによって、各運用業務の生産性向上、および回線提供に伴うトータルコスト削減に寄与することを目的として考察を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-03-05
著者
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古川 治司
NTTコムウェア(株)
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寺沢 靖春
NTTコムウェア株式会社NWS事業本部SOPHIAプロジェクト
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塩澤 亮治
NTTコムウェア株式会社NWS事業本部OpSソリューション部SOPHIAプロジェクト
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寺沢 靖春
Nttコムウェア株式会社nws事業本部opsソリューション部sophiaプロジェクト
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