マルチコアCPUによるIPsecの実装検討(パラレル,インターネットと情報倫理教育,一般)
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概要
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次世代のインターネットプロトコルであるIPv6で必須とされるIPsec(IP Security Protocol)を用いた暗号通信では、通信の高速化に伴い、暗号認証処理の負荷増大が問題となりつつある。そして、暗号認証処理で使用する暗号アルゴリズムとしてはブロック暗号が知られているが、伝送効率の高さからストリーム暗号が用いられる場合がある。一方で組み込み機器の分野では、シングルコアCPUの性能向上限界に伴い、複数コアを用いた分散処理により処理性能を向上させるマルチコアCPUの普及が進んでいる。本稿では、スループット1Gbpsを実現するIPv6/ストリーム暗号に対応したIPsecのマルチコアCPUへの実装方式の紹介と、実機での評価結果を報告する。
- 2009-02-26
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