インフォプロを育てる : 大学における知財情報教育の経験から(<特集>インフォプロ:過去・現在・未来)
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概要
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筆者は2005年4月から現職で勤務し,大学において,学部生および社会人を含む専門職大学院の院生に対して,特許情報検索を中心とした知財情報検索およびその周辺分野に関わる講義や演習を担当している。また,本学に勤務する以前はデータベース情報を提供する側,あるいは利用する側で勤務し,企業における知財情報担当者の方々の業務と関わっていた。本稿では,従前の勤務経験と現職における学生への知財情報教育の経験から,大学における知財情報教育を行う場合の問題点,課題,目標等を鑑み,知財情報を中心としたインフォプロを育てるための試行錯誤を含めた取り組み,とりわけ情報科学技術協会(INFOSTA)が実施する情報検索能力試験への取り組みについて紹介し,あわせて今後の情報検索教育の方向性についての私見を述べる。
- 2009-05-01
著者
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