高知県で育成された早期栽培用水稲系統の耐冷性(日本作物学会四国支部第45回講演会講演要旨)
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概要
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高知県の早期水稲では、近年、登熟期の気温上昇による高温障害(白未熟粒の多発)が問題となっている。その回避策の一つとして作期の前進化が考えられるが、作期を前進化すると移植時期に低温に遭遇する可能性が高くなり、また、障害型不稔の原因となる穂ばらみ期の低温に遭遇する可能性も高くなる。そこで本試験では、品種育成のための基礎資料を得るために、高知県で育成された早生水稲系統の幼苗期および穂ばらみ期耐冷性を検討した。
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