長距離フェリーの動向と今後の展望
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概要
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我が国に長距離フェリーが就航して35年が経過した。その間、物流・人流の大動脈として我が国の経済活動を下支えしてきた。しかし、経済活動の低迷とあいまって輸送台数・人員が減少し、経営状況が悪化している。さらに、2000年10月の改正海上運送法で需給や運賃規制が緩和され、内航定期分野が自由競争の時代に突入したことも大きく影響している。この状況下、長距離フェリー各社は航路の再編成、船腹調整、コスト削減などを行い厳しい経営環境を乗り切ろうとしている。本稿では、長距離フェリー輸送の35年間の歴史を辿りながら、今後の長距離フェリーの生き残り策として「競争力強化」と「環境問題への対応」を取り上げている。
- 流通経済大学の論文
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