「プロパテント化」の下での知的財産管理 : その多様性と産業特殊的要因

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概要

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• 本稿は、知的財産戦略・管理が、企業によってどのように異なっているのかを明らかにし、その含意を議論することを目的とする。世界的にプロパテント化が進んでいるが、知的財産戦略・管理プロセスが単一の「ベスト・プラクティス」に収斂するとは考えにくい。本稿の聞き取り調査によれば、企業間で知的財産管理の方法・深度に相違が見られることが明らかになった。そうした相違は、当該企業が属する産業に固有の要因(産業特殊的要因)と適合的であると考えられる。

• 名古屋商科大学の論文

著者

• 徳丸 宜穂

  名古屋商科大学経済学部

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