骨密度の実態調査 : オープンキャンパスにおける骨密度測定結果をもとに
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概要
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自分の骨密度を知ることは、骨折予防のために生活習慣や食事について注意を払う動機づけとして重要である。国民健康栄養調査から日本人のカルシウム摂取量をみると、平均値は長年にわたって食事摂取目標量を下回っており、骨密度への影響が懸念される。また、骨密度は運動量からも影響を受ける。近年の生活習慣では、モータリゼーションの発達や家事労働などの省力化による運動不足が日常的に存在し、そのことも骨密度に影響している可能性がある。本研究では、本学オープンキャンパスで実施した骨密度の実態調査の結果をまとめ、今後の食生活指導の方向性を見出すための基礎資料とする。