慢性難治性下痢,体重増加不良を来したVIP産生神経芽腫群腫瘍
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概要
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Vasoactive intestinal polypeptide(VIP)産生腫瘍の2例を経験した.症例1は1歳7か月男児で神経芽腫,症例2は4歳7か月男児で神経節腫であった.発症から診断までにそれぞれ7か月,2年2か月を要した.特に症例2は発症後7か月でVIP産生腫瘍が疑われたが,尿中VMA,HVA,血清NSEが正常,腹部超音波検査も異常なく診断されなかった.進行の遅い神経芽腫や神経節腫によるVIP産生腫瘍の診断は,腫瘍マーカー検査や超音波検査だけでは不十分な例があり,難治性下痢症が続く場合には,CTやMRIによる画像検査やVIP測定が必要と考えられた.
- 2008-02-29
著者
-
高松 英夫
鹿児島大学小児外科
-
加治 建
鹿児島大学小児外科
-
岡本 康裕
鹿児島大学医学部附属病院小児科
-
上野 健太郎
鹿児島大学病院小児科
-
伊地知 修
鹿児島大学病院小児科
-
石川 修司
鹿児島大学病院小児科
-
田邊 貴幸
鹿児島大学病院小児科
-
新小田 雄一
鹿児島大学病院小児科
-
河野 嘉文
鹿児島大学病院小児科
-
高松 英夫
鹿児島大学 医学部 小児科
-
岡本 康裕
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科小児科
-
加治 建
鹿児島大学大学院小児病態制御学
-
新小田 雄一
国立病院機構九州がんセンター小児科
-
上野 健太郎
鹿児島大学医学部・歯学部附属病院小児科
-
上野 健太郎
鹿児島大学 小児科
-
田邊 貴幸
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科小児発達機能病態学分野
-
伊地知 修
鹿児島大学 小児病態制御学
-
伊地知 修
鹿児島大学医学部小児科
-
河野 嘉文
鹿児島大学医学部・歯学部附属病院小児科
-
河野 嘉文
鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科 小児科
-
新小田 雄一
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科小児発達機能病態学分野
-
新小田 雄一
鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科小児科学分野
-
伊地 知修
鹿児島大学小児発達機能病態学
-
伊地知 修
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科小児発達機能病態学分野
-
加治 建
鹿児島大学医学部歯学部附属病院 小児外科
-
河野 嘉文
鹿児島大学小児科
-
岡本 康裕
鹿児島大学医学部小児科学分野
-
田邊 貴幸
鹿児島大学医学部小児科学分野
-
加治 建
鹿児島大学医学部小児外科
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