地方分権時代における地方公共団体の組織設計と首長のトップマネジメント
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概要
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地方分権が進み,わが国の地方自治体には組織構造や,首長・幹部職員のトップ・マネジメントに,新しい変革の仕組みが求められている。本稿は,まず,地方自治体の組織構造変革の経緯を整理し,今後,自治体が目指すべき組織構造の形態として事業部制,政策推進型組織の重要性を指摘している。また,トップ・マネジメントに関しては,知事と部局長の「契約」など,昨今展開されている新システムについて考察し,分権化時代におけるトップ・マネジメントのあり方を検討した。本稿は,分権化時代における組織構造と,首長等のトップ・マネジメントに関する将来像を模索するための準備的考察として位置づけられる。
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