地方自治体改革とニュー・パブリック・マネジメント : 公会計と監査の視点から求められる行政評価
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概要
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厳しい財政状況に直面している地方自治体では,行政システム改革と財政再建の融合が求められている。わが国の自治体において,こうした改革にこれまで公会計や監査の手法が重用されることはまれであった。しかし,ここ数年,公会計における成果の測定と,監査におけるVFM評価の視点を融合した,行政評価に注目が集まっている。行政評価の導入に成功し自治体改革を実現する基本となる一つの重要な発想は「受益と負担のバランス」である。このバランスを実現するために,学問としての公会計と監査に課された使命は非常に大きい。
- 関西学院大学の論文
- 2006-03-30
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