若年者自然気胸に対するENDO-GIAを用いた胸腔鏡下肺部分切除術の検討
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概要
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若年者自然気胸に対してENDO-GIAを用いた胸腔鏡下肺部分切除術を施行した.対象は術前に施行した胸部単純X線,断層X線および胸部CT検査で肺尖部に限局するプレブが確認された19歳から32歳の6例で,平均手術時間は70分,ENDO-GIAの使用回数は平均5回,術後疼痛は軽微で,4日目にドレーン抜去し,9日目に退院した.切除したプレブの大きさは2〜6cm(平均3.5cm),切除組織の大きさは5.5〜10.5cm (平均7.7cm)であった.ENDO-GIAは操作性と根治性が高く,ほとんどの若年者自然気胸に対して有効と考えられた.
- 特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会の論文
- 1994-01-15
著者
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