アフタヌーンティーの役割 : V・ウルフ『夜と昼』一考察
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概要
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ヴァージニア・ウルフの中期円熟期の小説においては、パーティが重要な役割を果しているが、彼女の長編第二作である『夜と昼』ではアフタヌーンティーが重要な役割を果たしている。紅茶は、17世紀にもたらされやがて一般大衆にまで消費が拡大するが、終始、アフタヌーンティーの名のもとに、中、上流階級のステイタスシンボルであり続け、イングリッシュネスとも関わっている。本論は、アフタヌーンティーの視点から、『夜と昼』のキャサリンとレイフの関係を読み直す試みである。
- 大手前大学・大手前短期大学の論文
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