ソーシャルワークのアイデンティティ : ケアマネジメントの展開が及ぼした影響
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概要
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本論の目的は、ケアマネジメントの展開がソーシャルワーク論に及ぼした影響について、アメリカとイギリスにおける言説を検討し、わが国におけるソーシャルワークのアイデンティティ論に必要な論点を確認することである。アメリカとイギリスでは、(2)実践内容・方法、(2)ソーシャルワーカーの役割、(3)専門職としての自律性(対行政組織)、(4)基盤とする価値、について影響が論じられていた。特に、イギリスでは、ソーシャルワークのアイデンティティを(4)価値の観点から再確認しようとする説が目立つ。わが国の高齢者に対するソーシャルワーク論では、特に、(4)、(4)に関し議論することが課題であると指摘した。
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