少子化問題をめぐるアイディアと政治
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概要
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少子化問題顕在化以降、日本の少子化対策をめぐって現れてきた主要なアイディアを概観するとともに、それらが、実際の政策決定においてどのような利用のされ方をしたのか、といった点を、特に他の政策領域における政策とのリンケージに焦点を当てて検討する。また現在、少子化対策においても、就労促進的な方向性が強まってきているが、出生率を上げることから、出生率が上がらない状況を所与とした上での対応に比重が移りつつあり、就労促進策はその一環である可能性を示唆する。
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