共通指標を用いた仮想マシンの性能見積もり方式の提案とその評価(仮想化)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、仮想化技術を利用したサーバ統合が普及し始めている。サーバ統合後、高負荷・障害等のメンテナンスで性能の異なるサーバ間でVM(仮想マシン)のマイグレーションを行う場合、仮想化方式の違いや、サーバ間のハードウェア性能差などにより、移動後のVMの負荷を正確に見積もることは困難である。我々は、サーバの処理性能を同一基準で計測し単純比較を可能にする性能指標(例:数値演算回数)を利用したモデルを考案し、(1)VMの移動先での負荷をシミュレートすることによって事前に性能を把握する方法と、(2)VMが稼働しているサーバの空きキャパシティを計測する方法を提案する。本稿では、これらの性能見積もり方式を提案し、その評価結果と今後の方針について報告する。
- 2009-01-21
著者
関連論文
- 共通指標を用いた仮想マシンの性能見積もり方式の提案とその評価(仮想化)
- 2B-2 性能特性情報を利用した仮想サーバの負荷見積もり方法の提案(システム評価,一般セッション,ソフトウェア科学・工学,情報処理学会創立50周年記念)
- 省エネルギー実現に向けた仮想サーバの配置制御方式とその評価(仮想化(2))