擾乱付きの自己回帰過程からの出力と擾乱との相関-地球大気の平均気温上昇は数年スケールの擾乱と独立ではない。
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概要
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(1)地球の気温観測データが第1次の自己回帰(AR1)過程で表現できること、(2)AR1過程が微小な擾乱で駆動されると、AR1過程の出力の特徴的な時間が擾乱よりもかなり長時間になることを示し、(3)、エルニーニョラニーニャの数年スケールの短期擾乱で駆動された地球の大気の温度は数十年スケールの長期の上昇傾向を生み出していることを気象庁が公表した過去30年間の全球平均気温観測データを用いて例示した。
著者
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S. Prasanna
National Institute Of Oceanography Dona Paula Goa India
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中本 正一朗
沖縄工業高等専門学校機械システム工学科
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T. Suriyon
沖縄工業高等専門学校メディア情報工学科
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Adrian Wolfy
Okinawa Institute
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