一般病院勤務看護師のターミナルケア態度に関連する要因の分析
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概要
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日本語版ターミナルケア態度尺度(FATCOD-B-J)と死生観尺度を用いて,看護師のターミナルケア態度に関連する要因について分析することを目的とした. 県内一般病院に勤務する368名の看護師を対象に自記式質問紙調査を実施し,268名(回収率72.8%,有効回答率99.6%)から回答を得て,分析対象とした. ターミナルケア態度の積極性には,看護師自身の「看取った患者数」「経験した専門領域」「身近な人との死別経験」「看取りケアに対する満足感」が影響を及ぼし,自らの死生観において死について考えることを避けず,死を単なる苦しみや重みからの解放としていない傾向が関連することが明らかとなった.
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