自閉的傾向のある児童生徒の「心理的安定」を目指した支援に関する考察(2) : 「情動の共有」を背景にしたかかわりを通しての考察
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概要
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自閉的傾向のある児童生徒の「生きる力」について考える時,「自己決定」などのような個人内で処理される力(認知的側面)の他,自己と他者をつなぐ外的側面(社会性)の考察が不可欠である。自閉症候の一般的な特性として,社会性の障害が挙げられるが,そのため,かかわろうとする側の姿勢が,社会性を育むうえで大きな焦点となる。本研究では,ワロン理論に基づくかかわり(実践)を通して,「情動の共有」がかかわりの基盤となることを確認することを目指した。
- 中国学園大学の論文