電離圏じょう乱時のTECとNmF2の比較解析(レーダ信号処理及び一般)
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概要
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鉛直方向に電離圏の電子密度を全て積分した値である全電子数(TEC:total electron content)、と電離圏のF2層の最大電子密度NmF2[m^<-3>]は、一般には同様な振る舞いをする。TECとNmF2が、地磁気活動によってどのような関係を持っているかを、国内3地点(稚内、国分寺、山川)の観測データを用いて調べた。2001年から2007年にかけての解析から地磁気活動の上昇に伴い両者の相関が低下し、緯度が高いほど低下が著しい結果が得られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-12-12
著者
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