あせとあるでひーど産生ニ對スル温度ノ影響
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概要
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あせとあるでひーど産生ハ古クヨリ酵素作用ニ依リテ行ハルヽモノナリトセラレ其適温ハ三十八度ナリトシのいべるひ及其共著者ノ如キモ酵母及組織糜粥ヲ以テセルあせとあるでひ1ど發生試驗ニ於テハ三十八度乃至四十度ヲ採用セリ.而モ未ダあせとあるでひーど産生ニ對スル温度ノ影響ニ關シテハ追試セルモノアルヲ聞カズ,且ツ余ガ實驗セルガ如クいんすりん注射或ハ繩縛ノ塲合家兎ノ體温ガ三十四度,三十五度乃至三十六度ノ如キ低温ニ際シテ著シキ血液内あせとあるでひーどノ産生ヲ見ル.之等ノ事實ヨリ余ハ本研究ヲ行ヒテあせとあるでひーど産生ニ對スル温度ノ影響ヲ明カニセリ.今實驗ノ結果ヲ總括スルニ次ノ如シ.肝臟及筋肉糜粥及血液ハ三十八度ニ於テ最モ多量ニあせとあるでひーどヲ産生シ次イデ三十四度,三十度ノ順位ナリ.即チ余ノ實驗セル範圍ニテハ温度ノ高キ程あせとあるでひーどノ産生大ナリ.且ツ此ノ産生度ヲ組織ノ種類ニヨリテ區別スレバ肝臟,筋肉,血液ノ順位トナル.即肝臟ハ最モ多ク産生シ血液ハ最モ少シ.
- 京都府立医科大学の論文
著者
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