屋内ユビキタス無線アクセスシステムにおいてアンテナ相互結合を用いた電力伝送の可能性検討(アダプティブアンテナ,MIMO及び無線信号処理技術,無線通信一般)

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概要

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• 従来から多くの挑戦がなされているワイヤレス電力伝送について、小形スパイラルアンテナを用いてアンテナ間結合による可能性を探る検討を行った。この結果、シミュレーション検討では約40MHzで0.5mまでは-1dB(80%)程度のアンテナ間結合が得られたが、実験では0.1mが限界であった。これはアンテナエレメントの実導体損が原因であり小形アンテナの本質的課題に直面する。しかし本システムは通信ではないことから、装置側入出力インピ-ダンスの変更やアンテナ狭帯域特性の許容等の対策が可能であり、これらの課題・対策についても述べた。

• 2008-11-12

著者

• 常川 光一

  中部大学工学部情報工学科

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