原子炉解体廃棄物の海上輸送
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概要
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昭和41年に国内初の商業用原子力発電所として運転を開始した東海発電所は、平成10年に運転を停止、平成13年に廃止措置が開始された。同発電所の廃止措置に伴って発生した放射性解体廃棄物(以下、解体廃棄物)は、現在同施設内に保管管理されているが、近い将来、青森県六ヶ所村の低レベル放射性廃棄物埋設センターへ船舶によって運搬される予定である。船舶による放射性物質輸送は従来までも安全に実施されてきたが、解体廃棄物は、従来の放射性輸送物と比較してその発生量が多く、種類も多岐にわたるという、従来とは異なる特徴を有している。本報告では、解体廃棄物の特徴及びその輸送上の問題点及び放射性物質海上輸送へのリスク評価の適用状況に関して報告する。
- 2008-11-19
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