知的財産法におけるパブリシティ権の位置づけ(セッション4(JSIMS))
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
パブリシティ権は、個人の氏名や肖像といった人格的利益と、それらが有する顧客吸引力という財産的利益の双方から構成される権利であり、他人による冒用に対しては差止請求が認められるなど、知的財産法の一翼を担う権利として認められている。パブリシティ権は、当初はプライバシーの権利を根拠に認められていたものであるが、現在は主にその財産的利益の保護を中心に議論がなされ、物権同様の排他的独占的権利が認められる権利として認識されている。本報告では、パブリシティ権の法的性質を、人格権及び財産権の双方から省察するとともに、近時の法律、判例及び学説動向を概観する。
- 2008-11-22
著者
関連論文
- ウェブ・アーカイビングと法(Webアーカイビングの現状と課題)
- フィルタリングと法(情報のフィルタリング)
- 知的財産法におけるパブリシティ権の位置づけ(セッション4(JSIMS))
- ユビキタスメディアの利用とプライバシー保護の限界 : 個人情報保護との交錯点も踏まえて(テーマ関連/オーガナイズドセッション2)
- ユビキタスメディアの利用とプライバシー保護の限界 : 個人情報保護との交錯点も踏まえて(オーガナイズドセッション, ユビキタスメディアの将来展望)
- ユビキタスメディアの利用とプライバシー保護の限界 : 個人情報保護との交錯点も踏まえて(オーガナイズドセッション, ユビキタスメディアの将来展望)