児童の感情と家族関係の認知の関連
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概要
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児童(小学校6年生) 255名を対象に, 肯定的感情(喜び, 安心, 自信) と否定的感情(不安, 寂しさ, 緊張感, 疲れ, 怒り) を感じている程度と家族関係の認知(父母の仲の良さ, 父母の相手に対する態度, 父母に対するイメージ, 父母に心配をかけたくないか) の関連を調査した. 家族関係の良好な認知と肯定的感情との間には全体的に関連性が示されたが, 否定的感情との関連性は限定的なものであった. 親との関係性の中で否定的感情を低減する必要性が示唆された.
- 秋田大学の論文